犬が無駄吠えをする理由についていくつか紹介しましたが、その理由を踏まえたうえで、無駄吠え対策として、幾つかのしつけの仕方を紹介しましょう。やはり、家族の一員でもあるペットなので近隣住民とのトラブルは避けたいものです。お互いに気持ちよい生活をしていくためにも今回紹介する方法を実行してみてください。

しつけの基本

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犬にとって「無駄吠え」というものはほとんど存在しません。理由があって吠えるのですからその原因を突き止めてあげることが、一番の無駄吠え対策と言えるでしょう。しかし、しつけ直す事にあたってしつけの基本ともいえる「ほめる」と「しかる」の使い分けをすることでした。しかし、無駄吠えに関してはこの方法はあまり効果がありません。犬にとって吠える行為は何かの原因があるからです。

無駄吠えの止めさせ方

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犬が吠えている原因を突き止めましょう。「無駄吠えをする理由」の章にも記載があります。原因を1つ1つ探りながらその対処方法を見ていきましょう。

縄張り意識から吠える場合

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家族の中で自分がリーダーだと思っている状態の場合が多いので、飼い主さんがしっかりとリーダーになって犬を安心させてあげてください。この場合の無駄吠えは、見ず知らずの相手や犬に対しての恐怖心と、「リーダーとして守らなければ」と考え警戒する行動として吠えているのです。逆に来客に対して嬉しくなって吠えてしまう場合には、カギの束や空き缶といった大きな音が出るものを床に落とし気をそらす事で無駄吠えを辞めさせることができます。但し、この様に恐怖心から、犬が吠えている時に「しかる」と、余計に恐怖心を抱きさらに大声で吠えるという悪循環のパターンに陥ってしまいます。そんな時には「大丈夫だよ」と優しく接してあげてください。

何かを要求している場合

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その要求がなんであるか考えてみましょう。例えば、「お散歩に行きたい」「お水が飲みたい」「ご飯が欲しい」といった基本的な事からケガをしている場合や、病気による体調不良から吠える場合もあります。これらの要求を満たしてあげる事で、このタイプの無駄吠えが収まる場合もあります。

理由もなく吠えている場合

例えば痴呆などの病気によるものは、精神的な物からの夜鳴きや、それ以外の原因として関節の痛みや耳や目が不自由になってきたことから不安になって吠えているのか、獣医師と相談して適切な処置をしてください。但し、獣医師だけに頼らずに、老犬になるまで飼ってきた犬にとって飼い主さんからの愛情が一番の薬です。優しく頭をなでる事や、同じ部屋で寝る事によって無駄吠えが軽減される場合もあります。

まとめ

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犬にとって「無駄」吠えは存在しません。何かの理由があって吠えるのですから、飼い主さんが日々観察して、犬が何を要求しているのかをしっかりと見極めることが肝心です。しかし、気をつけたいのは「無駄吠え」とは、犬が何かを要求している時のサインですから、飼い主に命令をしている状態なのです。ですから、吠えている最中に要求にこたえてしまうと、犬は「吠えると良いことがある」「自分の方が偉い」と感じてしまいます。そうならない為にも一度気をそらすなどして、吠えるのをやめさせ、犬を落ち着かせてから、要求にこたえるようにしましょう。飼い主さんと犬との根気比べになりますが、絶対に声帯を取るといった行動にだけはやめてください。犬にも吠える理由があるということを認識しつつ近隣の迷惑がかけないように無駄吠えをなくしていきましょう。